1歳から2歳の無垢な子どもたちは、「あそび」を通して、「人との関係づくり」や「主体性」、「考える力」や「感じる力」など、
とても多くのことを身につけていきます。それらは、これからの生活や勉強に必要なことばかり。
「親子であそぶ 音楽ひろば♪」は、乳幼児にとって大切な「あそび」を、ママやパパと思い切り楽しむ場です。
一緒に「あそぶ」ことで親子の関わりを深め、豊かな生活を送るサポートもしていきます。
あそびを通して生きる力の基礎をつくり、人と人のコミュニケーション、学びの準備、感性など、生きる力をを育みます。
大好きなママやパパと一緒に取り組むことで効果を高めます。
親子がしっかり向き合うことで、絆も深まります。
音楽をたくさん取り入れた、カワイ音楽教室ならではのプログラム。
ピアノの音や歌声、リズムに子どもたちも夢中になります。
子どもは「あそび」を通して、主体的に生きる力の基礎を養っています。スキンシップなど、身体の触れ合いから心地よさを味わうこともとても重要です。好奇心や探究心の旺盛な幼児期に、身体感覚を伴う体験をすることにより、「感性」「好奇心」「探求心」「思考力」も養われます。これらは、その後の豊かな生活を送り、学習していくための基礎になります。
幼児期は、信頼できる大人との安定した関係を土台にして、少しずつ人や環境に関わり、世界を広げる段階です。まだまだ自分の思いをうまく表現できないので、気づきや興味のあるものをくみ取ってくれる人、やってみたいことに共感して一緒に楽しんでくれる人が必要です。それはつまり、ママとパパ。だから「親子で」あそぶことが大切になります。
やらされるのではなく、自発的にあそぶことによって心身の成長が促されます。だから、子どもの感性を刺激し、試してみた時には達成感を得られるような仕組みが大切です。遊びたい気持ちを高め、楽しい雰囲気の中で、夢中になって遊べる環境が理想的です。
「あそばせあそび」は、子どもの気付きや行った行動を、ママやパパがリズミカルな言葉や歌で盛りたて、さらに楽しい活動にしていくあそびです。親子に楽しい気持ちが広がり、繰り返して遊ぶことにつながります。繰り返すことで子どもは満足感を得て、あそびが発展したり、新たな遊びへと膨らんでいきます。
レッスンでは講師のピアノ演奏を楽しんだりピアノに触れたりする時間があります。CDなどでは味わえない、心に響く生の音を繰り返し聴くことで、聴く力が豊かに育ち、表現する力も育まれます。 隣にいるママやパパが一緒に音楽を楽しむことで、その効果はさらに高まります。
活動の中には、子どもたちが大好きな、身体を使った遊びをたくさん用意しています。その日のテーマや季節感などを取り入れて遊びに変化をつけ、飽きることなく楽しめるメニューです。
1歳児と2歳児の子どもたちが一緒に遊びます。異年齢のとの関わりは、子どもにとってもママやパパにとっても、プラスの効果がいっぱい。また、成長や発達の過程は一律ではなく、1歳だからこんな遊び方、2歳だからこんな遊び方、という枠もありません。2歳になっても、1歳の頃の遊びをしたいこともあります。 幼児期のいったりきたりの成長には、年齢の違う子どもたちがいるのが理想的です。
小さい子は大きい子の真似をしたり、大きい子は小さい子に誘いかけたり、関わり合いのなかで情緒や社会性が発達します。
大きい年齢の子のママやパパは小さい子どもたちを見て、自分の子どもの成長を感じられます。
反対に、小さい年齢の子どものおかあさんは、これからどんな成長をするのかがイメージでき、子育ての悩み解消にもつながります。
ママやパパと触れ合う「あそび」をふんだんに取り入れています。
子どもにやらせるために一緒に遊ぶのではなく、子どもと楽しさを共有することを大切にしています。
親子で触れ合って遊ぶことで、コミュニケーションの世界が広がり、親子の絆が深まり、それが人間関係づくりの基礎にもなります。
「子どもを音楽にあわせさせる」のではなく、「音楽が子どもたちにあわせる」ことが特徴です。
子どもたちは自分の動きに応じて歌ってくれたり、音を鳴らしてくれることが気持ち良く、繰り返してやりたい積極的な気持ちになります。
木のおもちゃ、大きな遊具、本物の楽器など、1歳から2歳の子どもたちに適した道具を用意。
自分が気に入ったものを見つけて、それぞれの遊び方で取り組みます。
動くのが大好きな子どもたち、親子で楽しく歌をうたって身体を動かして遊びましょう。
わらべ歌、手遊び歌、活動に添った言葉のリズム、気に入った遊びは繰り返して、大好きな音楽遊びを増やします。
「音楽鑑賞」「パネルシアター」「絵本の読み聞かせ」「打楽器をつかった音楽遊び」など、 楽しい遊びがいっぱい。
子どもとおかあさんが見たり、聴いたり、触ったりしながら様々な活動を楽しみます。
赤ちゃんは、もてる能力を最大限に活用して、日に日にめざましく成長していきます。ことばの面でいえば、ブーという音を発せると、ブーブーと2音つなげてリズムや音高を変化させて、水、車など様々な意味を持たせるようになります。まさに歌そのものです。逆に親が赤ちゃんをあやす時に「あんよは上手」のように、ことばにリズムや音高を変化させて、赤ちゃんの動作を励まします。どちらも歌とか音楽と意識されなく自然に行われるのですが、ここに音楽の原点があるといってもよいのです。
この原点を助長すべく誕生したのが「親子であそぶ 音楽ひろば♪」です。音楽を教育しようと意識しすぎず、自然な子育ての中で音楽を育んでいくことなのです。ぜひお母さん(保護者のみなさん)同士も仲良くなって、親子でそしてみんなで歌あそびを楽しみましょう。
カワイ音楽研究所所長、国立音楽大学名誉教授 繁下 和雄